《広島テレビ》
2022年 12月30日（金）10：30～11：25 放送

Bon voyage!
旅へ。
―― 現代ビジネスパーソンに贈る、エコラグジュアリーなリトリート ――

町田啓太と行く、近くて遠いTOKYOの旅。
アジアが注目する俳優＆アーティスト・YU、ニッポンの富士を呼吸する。

コロナのない世界？　いざ、北極へ。
旅する時計、旅する鞄。

桜田 通、美しきジュエリーと。
復権のスーツ。
塩野瑛久と考える、メンズ美容の正解。
小松美羽が描く、時空を超えるアート。

「文化の日」の３日、世界遺産の島・宮島は、多くの人で賑わった。特に、大規模な修復を終えた「大鳥居」の工事用通路の一般開放は、間近で見られるとあって大人気だ。

岸から伸びるおよそ１００メートルの通路を渡ると、装いを新たにした宮島・朱の大鳥居が迫る。３年半に及ぶ修復を終えた大鳥居…。その姿を、海の上から間近に見ることが出来るとあって、見学開始前からおよそ２００人が列を作った。高さ３メートルの足場から見る鳥居や、神社の名を記した「扁額」は、何時もと違う風情を感じさせる。

★広島市内からの男性「迫力が全然違う真下はなかなか抜けられないので」
★茨城県から修学旅行の高校生「一本の木で出いているというので太くてびっくりした。」

通路の一般公開は今月２７日までで、正午までの受け付けだ。

こま犬をモチーフにした、巨大な絵画…。厳島神社の本殿に奉納されたのは、現代アーティスト小松美羽さんの作品だ。小松さんは大鳥居の修復を記念し、先月即興製作を披露する「ライブペインティング」に取り組んだ。作品は、今月６日の日曜日まで展示されている。

コラム:「大切な地球との約束」を思い出させてくれた
嚴島神社でのライブペイント( 美術屋百兵衛)

世界遺産の島・宮島で、女性芸術家が現代美術の即興制作を披露する「奉納ライブペイント」に取り組んだ。

まもなく３年余りに及ぶ大改修を終える世界遺産・厳島神社の大鳥居…。

■芸術家・小松美羽さん「おはようございます。よろしくお願いします。」

訪れたのは、国際的に活躍する芸術家の小松美羽さんだ。特別に敷いたレッドカーペットを歩いて、大鳥居に向かう。そして取りかかったのは、アクリル絵の具を使っての、即興による大型絵画の制作…。

弘法大師空海が真言宗を開宗して
1200年後にあたる2023年
京都・東寺で執り行われる記念法要にて奉納されるのは小松美羽が東寺に籠もって制作した約4m×4mにもなる一対の超大作「ネクストマンダラ ‐ 大調和」。

その「ネクストマンダラ ‐ 大調和」を最新の版画技術で制作し金箔をふんだんに貼ることにより忠実に再現。そして、一対の［掛軸］として表装され、生まれ変わります。

この一対の掛軸「ネクストマンダラ ‐ 大調和」と最新作品集『小松美羽 Transparent Chaos ―霊性とマンダラ―』を特製の函に収納し、特装版として発売。

直筆サイン、エディションナンバー付き［日本語版］、［英語版］各限定100部2022年12月の発売に先駆け、抽選受付を開始。

Two animal-like creatures, one red or blue, intertwine and convey divine spirits that permeate Japanese traditions. The sinewy lines of the intricate figures juxtapose with the heavy gilded brushstrokes, layering lavish texture on the background.

Sacred spirits take the form of wind, rain, mountains, trees, rivers, fertility and other objects and concepts central to life in Japan.

Miwa Komatsu’s An area where everything lives in harmony (2022) acrylic, gold leaf, on canvas sold quickly at the VIP Preview of The Armory Show on Thursday to a buyer from Hong Kong, said Jiyoung Park, Hong Kong manager of Whitestone Gallery, which also has locations in Taipei and Karuizawa.

力強いタッチで神獣や宗教世界などのイメージを表現する気鋭の現代美術家、小松美羽（３７）の個展「小松美羽展－霊性とマンダラ－」（産経新聞社など主催）が１日、大阪市北区の阪急うめだ本店９階の阪急うめだギャラリーと阪急うめだホールで始まった。１９日まで。

When Miwa Komatsu was a young girl growing up in the Chikuma River valley of Nagano Prefecture, a yamainu "mountain-dog" spirit would appear and give her guidance when she was lost or late getting home. Wolf-like cousins to the horned canine komainu who guard Japanese shrines, yamainu have figured in the country's folklore since time immemorial.

現代アーティスト、小松美羽。小松の描く絵には、神獣や狛犬など、神話や宗教などの世界で登場する神秘的な存在をモチーフにしているものが多い。幼い頃から、見えざるものの存在を感じていた。小松の描く独特の世界観は、やがて魂の救済のための絵へと昇華されていく。自分のためではなく、誰かのために祈りをこめる。その絵は、不安に満ちた現代社会に生きる人たちの心の拠り所となる。